病院のご案内病院長ごあいさつ

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 鳥取医療センターのホームページにアクセスいただき有り難うございます。鳥取医療センターは平成17年に鳥取市三津の地で精神専門の鳥取病院と障害系医療専門の西鳥取病院が統合してできた病院です。
 入院医療はセーフティネット系医療である医療観察法医療、重症心身障害児者医療、神経難病医療、結核医療を行ないつつ、認知症医療、回復期リハビリ医療、精神科救急医療、障害児者医療、在宅重症心身障害児者医療、一般・老人医療等を行なっています。
 外来診療は神経内科、精神科、小児神経科、内科、外科、呼吸器科、循環器科、また精神神経疾患に関わる専門外来、放射線科による画像センターを設けています。さらに鳥取県東部の急性期病院や診療所、老人・福祉・介護施設、障害児者施設等と医療連携を行なっています。
 当院の特徴は臓器別で言えば脳に起因する疾患の診断評価治療を中心に行ないますが、脳ばかりを診るのではなく、全ての臓器を満遍なく診る事により、一人の人間全体を診る事を心掛けていることです。患者さん一人一人は同じ病名がついていてもその病態は実に様々です、これは一人一人の患者さんにはそれまでの多様な人生があるように、その人の病気もさまざまに修飾されているためです。
 そこで我々は患者さん一人一人の個性や病態に合わせた治療や療育ができるように、医師、看護師、薬剤師、栄養士、リハビリスタッフ、臨床心理士、福祉スタッフ、療育スタッフ等々の多くの職種が参画するチームを作っています。患者さん並びにご家族の要望を聞き入れながら、多職種チームで医療を行なっています。
 また当院では医療的な側面のみならず研究面にも重点を置き臨床研究部を設置しています。特に神経精神疾患の生物学的側面、遺伝子異常や細胞生物学的側面、病態生化学異常所見に的を絞った研究に力を入れています。また神経精神領域における機能的画像診断についても様々の試みを行いつつありこれからの成果が期待されるところです。
 現在当院が取り組んでいる試みとして認知症病棟でのロボット導入があります。これは少子高齢化社会の中で医療を担う人材不足や医療資源不足が大きな問題になっているからです。今政府は医療機関等に於けるIoTやAIの導入を試みようとしています。当院もこうした状況をふまえ、様々の業者と共同で新たな医療システムの開発や医療業務のロボット化を摸索していきたいと考えております。  
 当院が皆様の御役に立てる病院になるべく職員一同努力して参りますので皆様のご協力とご理解、さらにはご指導ご鞭撻のほどよろしく御願いいたします。

平成28年 12月

独立行政法人国立病院機構鳥取医療センター 院長
下田 光太郎