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光トポグラフィーを用いた「うつ病診断」

光トポグラフィー検査のご紹介

鳥取医療センターでは、2012年5月にNIRS検査装置
“ETG-7100(日立メディコ社製)”が導入されました。
この装置で行われる検査は通常“光トポグラフィー検査”と呼ばれています。

光トポグラフィー検査から得られた脳血流量の変化パターンはうつ症状を呈する精神疾患の種類により特徴が異なることが知られています。

しかし、この検査だけで自動的に診断が出来るものではなく、あくまで鑑別診断補助であり、面談結果や心理検査、血液検査・内分泌検査、MRIなどの脳画像検査と組み合わせることでより正確な診断が可能となります。

この検査に要する時間は、検査説明、装置装着時間を含め約30分程度で、
検査で用いられている近赤外光は曇りの日の太陽光より弱く、
安全性は広く認められており、痛みもほとんどありません。

測定の原理について

光トポグラフィーは頭部に3cm間隔で光源と受光センサを配置し、どの部分に活動変化があったかを可視化します。
光トポグラフィー技術はこの光の変化量を測定することにより脳の活動を可視化するものです。放射線や薬品などを使わずに計測が可能なため安全性の高い技術です。