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担当医師

氏 名
  • 下田光太郎(院長)
  • 井上一彦(統括診療部長)

パーキンソン病について

症状

主に中年過ぎにおこる神経の病気で、下記のような症状があります。

  • 自分の意志と関係なく、手足などがふるえます。
    このふるえは静止時振線といって、主にじっとしている時にみられます。動作時には減少もしくは消失することが多いことが特徴です。
  • からだが硬くなります。自分ではわかりにくいことですが、他者が関節を動かしたときに一定の抵抗を感じます。
  • 動作が少なく、のろくなります。動作の切り替えが遅くなり、寝返りや起き上がることが難しくなります。
    歩こうとして第一歩が出ないなど、動作の開始時や途中で、しばらくのあいだ、まったく動けなくなったりすることもあります。
    歩く時に前かがみで、小股、小刻みな歩行になり、ときには次第に早足となって自分では止められなくなることもあります。
  • 立っている時に一定の姿勢を保つことが難しくなります。
    歩行中に加速がついて前のめりに倒れたり、他者が少し押してみると容易に転倒しそうになります。
    特に後ろ向きに転倒しやすくなります。
  • 便秘、たちくらみ、腰痛もよくみられる症状です。

原因

ドーパミンという物質を作る脳の神経細胞が減ってしまい、神経の働きが悪くなっていると考えられていますが、この神経細胞が減ってしまう原因はまだよくわかっていません。
脳血管障害(脳卒中)やある種の薬物、脳炎後などにもパーキンソン病に似た症状をおこすことがありますが、これらはパーキンソン病とは違う病気です。
また、病気の経過中パーキンソン症状をおこす他の神経の病気もありますので区別が必要です。

治療

ドーパミンやドーパミンの働きを助ける薬を内服して症状をコントロールします。多くの薬が開発されています。その人にあった薬を選ぶことが大切です。

自己判断で内服を中断したり、飲み方を変えると思わぬ症状を引き起こすこともありますので、内服方法の変更などは主治医とよく相談してください。

診断

臨床症状で診断できますが、他の病気との識別のため脳のCTやMRI検査もおこないます。